アーユーレディー (緑黄色社会の曲)のソースを表示

{{Infobox Single
| Name = アーユーレディー
| Artist = [[緑黄色社会]]
| Released = 2021年7月3日
| Format = [[音楽配信]]
| Genre = [[ポップ・ロック]] 
| Length = 4分8秒
| Label = [[エピックレコードジャパン|Epic Records Japan]]
| Writer = 小林壱誓
| Composer = {{Hlist-comma|小林壱誓|穴見真吾}}
| Chart position = [[#チャート成績|後述を参照]]
| Last single = {{Unbulleted list|「[[ずっとずっとずっと]]」|（2021年）}}
| This single = {{Unbulleted list|「'''アーユーレディー'''」|（2021年）}}
| Next single = {{Unbulleted list|「[[LITMUS (曲)|LITMUS]]」|（2021年）}}
| Misc = {{External music video|{{YouTube|tuf7boOx_SE|「アーユーレディー」}}
  | Type = single
}}
{{External music video|{{YouTube|U1CMNk7GnNo|「アーユーレディー (Live Video / リョクシャ化計画2021 2021.7.4 東京ガーデンシアター)」}}
  | Type = single
  | Upper caption = ライブ映像
}}
}}
{{After float}}
「'''アーユーレディー'''」は、日本のポップ・ロック・バンドである[[緑黄色社会]]の楽曲。2021年7月3日に[[ソニー・ミュージックレーベルズ|Sony Music Labels]]の社内レーベル[[エピックレコードジャパン|Epic Records Japan]]より配信限定シングルとして発売された。作詞は小林壱誓、作曲は小林と穴見真吾の共作で、編曲は横山裕章と緑黄色社会による共作。本作は、映画『[[都会のトム&ソーヤ#実写映画|都会のトム&ソーヤ]]』のために書き下ろされた。曲中では、DeepMind 12という[[アナログシンセサイザー]]が使用されている。

本作は、[[Billboard Japan Download Songs]]で最高位94位を記録した<ref name="dlsongs" />。

== 背景・制作 ==
「アーユーレディー」は、[[イオンエンターテイメント]]配給映画『[[都会のトム&ソーヤ#実写映画|都会のトム&ソーヤ]]』の主題歌として書き下ろされた楽曲。[[河合勇人]]が監督を務める映画作品の主題歌を担当するのは2度目{{Refnest|group="注釈"|1度目は『[[初恋ロスタイム]]』の主題歌「[[想い人]]」。}}で、小林は「お声がかかったからには今回も全身全霊でお応えしたいと張り切って制作に臨みました」と語っている。

曲のタイトルである「アーユーレディー」は映画からの引用で、小林は「映画の題材の中でいちばん大事な言葉が“アーユーレディー”だったので、“ここから始めよう”という単純な思考です」とし、「明るい曲って言葉（歌詞）が大事だと思っているんで。“なぜ明るいのか”という理由がないと、曲として奥行きが出ないのでと語っている。歌詞には「自分が本当にやりたいことや生きがいを見つめ直して前に進んでほしい」というメッセージが込められており、楽曲にはゲームサウンドを連想とさせるアレンジが施されている」と語られている。歌詞は「夢」がテーマとなっており、小林は「僕の年齢になると、周りも就職して年月が経ってきて「これって本当にやりたかったことなのかな」と悩み始めている人が友達にも多くて、そういう友人たちに向けて書いたという側面もあります」と語っている。また、小林は映画の作中に「夢を叶える秘密基地みたいなもの」として「砦」が出てくることから、最初は「砦」という言葉を入れようとしていたとも語っている。

長屋は、歌唱にあたって小林や穴見の気持ちに応えたいというよりも、まずは「自分の中にどう落とし込めるか」という点を意識したとし、「曲の中にはふたりのクセや特徴が出ているんだけど、歌ってみないとわからないし、自分のものにできるかどうかが大事なので」と語っている。小林は「長屋自身も歌を作る人だし、こちらから細かくディレクションするのは違うのかなと思っていて。ある程度「メロディはこうなっていて」という説明はするけど、歌い方まで指示するのはお門違いというか」と語っている。

曲中ではDeepMind 12という[[アナログシンセサイザー]]が使用された。このシンセサイザーは、peppeが「お勧めされて、すごく気に入った」ことから購入したもので、本作のレコーディングで初めて使用された。peppeは「イメージどおりの音になって良かった」と語っている。

== リリース・評価 ==
7月2日に行なわれた「リョクシャ化計画2021」の[[名古屋国際会議場|センチュリーホール]]公演で初披露となり、同公演のステージ上で本作の配信リリースが発表され、翌日に配信限定で発売された。その後、8月25日に発売された4枚目のシングル『[[LITMUS (曲)|LITMUS]]』にカップリング曲として収録された<ref>{{Cite web|和書|title=緑黄色社会が天海祐希の主演ドラマ「緊急取調室」を新曲で彩る、シングルリリースも決定（コメントあり） |url=https://natalie.mu/music/news/435387 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2021-07-04 |accessdate=2021-07-04 }}</ref>が、2022年1月26日発売の3枚目のアルバム『[[Actor (アルバム)|Actor]]』には未収録となった{{efn|ただし、『Actor』の初回生産限定盤に付属のBlu-rayにライブ映像が収録されている<ref>{{Cite web|和書|title=緑黄色社会、ニュー・アルバム『Actor』来年1/26リリース決定＆全国ツアー開催発表 |url=https://skream.jp/news/2021/12/ryokushaka_actor.php |website=Skream! |publisher=激ロックエンタテインメント |date=2021-12-03 |accessdate=2022-01-24 }}</ref>。}}。

『[[ROCKIN'ON JAPAN]]』の小松香里は、「長屋晴子と小林壱誓のツインボーカルから始まり、フレッシュな冒険心が歌われるポップソング。映画の登場人物が困難を乗り越えながら前進する様を体現するかのようなカラフルでアグレッシブな展開があり、《届きそうだ／どんな未来も君となら》というひとつのゴールにたどり着く」と評している<ref>{{Cite web|和書|author=小松香里 |title=より巧みに豊かに-『LITMUS』緑黄色社会 |url=https://rockinon.com/disc/detail/199929 |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |accessdate=2021-08-26 }}</ref>。

== ミュージック・ビデオ ==
2021年7月29日に公式YouTubeチャンネルで、「アーユーレディー」の[[ミュージック・ビデオ]]が公開された<ref>{{Cite video |title=緑黄色社会『アーユーレディー』Official Video / Ryokuoushoku Shakai – Are you ready |url=https://www.youtube.com/watch?v=tuf7boOx_SE |date=2021-07-29 |accessdate=2021-07-29 }}</ref>。ミュージック・ビデオは、映画『都会のトム&ソーヤ』とのコラボ映像となっており、本編映像が使用されている<ref>{{Cite web|和書|title=緑黄色社会、「マチトム」とコラボした「アーユーレディー」オフィシャルビデオ解禁（動画あり） |url=https://natalie.mu/music/news/438697 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2021-07-29 |accessdate=2021-07-29 }}</ref>。

== クレジット ==
※出典
* 長屋晴子 &ndash; [[ボーカル|Vocal]] & [[ギター|Guitar]]
* 小林壱誓 &ndash; Guitars & [[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]
* peppe &ndash; [[キーボード (楽器)|Keyboards]]
* 穴見真吾 &ndash; [[ベース (弦楽器)|Bass]]
* [[城戸紘志]] &ndash; [[ドラムセット|Drums]]
* 横山裕章 &ndash; [[打ち込み|Programming]]
* 村上宣之 &ndash; [[レコーディング・エンジニア|Recording]], [[ミキシング|Mixing]]
* 川島尚己 &ndash; Assistant Engineer
* 後藤真太郎 &ndash; Assistant Engineer
* Ted Jensen &ndash; [[マスタリング|Mastering]]

== タイアップ ==
* [[イオンエンターテイメント]]配給映画『[[都会のトム&ソーヤ#実写映画|都会のトム&ソーヤ]]』主題歌（2021年）
* [[IDCフロンティア]]CMソング（2022年）
* [[北海道放送]]『[[あぐり王国北海道NEXT]]』オープニングテーマ（2023年7月1日 - ）

== チャート成績 ==
{| class="wikitable"
|+ 週間チャート
|-
! チャート (2021年) !! 最高位
|-
| [[Billboard Japan Download Songs|Japan Download Songs]] (''[[Billboard JAPAN]]'')<ref name="dlsongs">{{Cite web|和書|title=Billboard Japan Top Download Songs |url=https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=dlsongs&year=2021&month=07&day=12 |work= [[Billboard JAPAN]] |publisher=[[阪神コンテンツリンク]] |date=2021-07-07 |accessdate=2021-07-12 }}</ref>
| style="text-align: center;" | 94
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注釈"/>

=== 出典 ===
<references />

== 参考文献 ==
* {{Cite web|和書|title=映画「都会のトム＆ソーヤ」にももクロ玉井や森崎ウィンが出演決定、主題歌は緑黄色社会（コメントあり / 動画あり） |url=https://natalie.mu/music/news/429403 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2021-05-24 |accessdate=2021-07-04 |ref={{SfnRef|音楽ナタリー|2021}} }}
* {{Cite web|和書|title=緑黄色社会、映画『都会のトム＆ソーヤ』主題歌「アーユーレディー」配信リリース |url=https://barks.jp/news/912734/ |website=BARKS |publisher=ジャパンミュージックネットワーク |date=2021-07-02 |accessdate=2021-07-04 |ref={{SfnRef|BARKS|2021}} }}
* {{Cite web|和書|title=緑黄色社会、新曲「アーユーレディー」が映画『都会のトム＆ソーヤ』の主題歌に決定 |url=https://spice.eplus.jp/articles/287574 |website=SPICE |publisher=イープラス |date=2021-05-24 |accessdate=2021-07-04 |ref={{SfnRef|SPICE|2021}} }}

== 外部リンク ==
* [https://www.ryokushaka.com/discography/archive/?ESXX02498B01A アーユーレディー] - 緑黄色社会 Official Site
* {{歌ネット|304484}}

{{デフォルトソート:ああゆうれていい}}
[[Category:2021年のシングル]]
[[Category:緑黄色社会の楽曲]]
[[Category:小林壱誓が制作した楽曲]]
[[Category:穴見真吾が制作した楽曲]]
[[Category:エピックレコードジャパンのシングル]]
[[Category:日本映画の主題歌]]
[[Category:楽曲 あ|あゆうれていい]]
{{Wikipedia/Ja}}