相模大野分岐点のソースを表示

'''相模大野分岐点'''（さがみおおのぶんきてん）とは、[[神奈川県]][[相模原市]][[南区 (相模原市)|南区]]にある[[小田急電鉄]][[小田急小田原線|小田原線]]と[[小田急江ノ島線|江ノ島線]]の施設上の分岐点である。営業上の[[乗換駅]]は、当分岐点から200メートル[[新宿駅|新宿]]寄りにある[[相模大野駅]]である。

== 構造 ==
相模大野駅・[[小田急電鉄の車両検修施設#大野総合車両所|大野総合車両所]]があるため見分けがつかなくなっているが、下りは相模大野駅を出て左に分岐しているのが江ノ島線である。上りは江ノ島線の線路が小田原線の上下線の線路を[[立体交差|オーバーパス]]して、小田原線の線路の左側から合流する。この立体交差は、開業当時からの構造である<ref>加藤一雄 『小田急よもやま話（上）』 多摩川新聞社、1993年、226-227頁。ISBN 4-924882-06-2。</ref>。

== 歴史 ==
* [[1929年]]（[[昭和]]4年）[[4月1日]] - [[1927年]]（昭和2年）4月1日に開業していた小田原線との分岐点として大野信号所が開設される。
* [[1938年]]（昭和13年）4月1日 - 大野信号所が駅に昇格する形で通信学校駅が開業。
* [[1941年]]（昭和16年）[[1月1日]] - 通信学校駅が相模大野駅に改称。
* [[1996年]]（[[平成]]8年）[[9月1日]] - 相模大野駅が新駅舎に移転。
* [[1997年]]（平成9年）[[12月28日]] - 相模大野駅が営業キロ上も新宿側に0.2km移転。旧駅位置が相模大野分岐点となる。

== 運賃計算上の特例 ==
上記の経緯から、小田原線と江ノ島線との相互間を乗車する際の[[運賃]]計算は、ここを経由して行われている。このため、小田原線[[小田急相模原駅]]以西と、江ノ島線内各駅（相模大野駅を除く）の間の運賃は、相模大野駅 - 相模大野分岐点間のキロ程（つまり、0.2km）を含めずに計算する。

== 周辺 ==
{{see|相模大野駅#駅周辺}}

== 隣の施設 ==
; <font color="#2288CC">■</font>小田急電鉄
: 小田原線
:: [[相模大野駅]] (OH 28) - '''相模大野分岐点''' - [[小田急相模原駅]] (OH 29)
: 江ノ島線
:: 相模大野駅 (OH 28) - '''相模大野分岐点''' - [[東林間駅]] (OE 01)

== 関連項目 ==
* [[信号場]]
* [[枇杷島分岐点]]（[[名古屋鉄道|名鉄]][[名鉄名古屋本線|名古屋本線]]・[[名鉄犬山線|犬山線]]、相模大野分岐点と同様に駅でない地点を分岐駅とみなし、運賃計算を行う）

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

{{小田急小田原線}}
{{小田急江ノ島線}}
{{DEFAULTSORT:さかみおおのふんきてん}}
[[Category:相模原市の鉄道駅]]
[[Category:日本の信号場]]
[[Category:小田急電鉄の鉄道駅]]
[[Category:相模原市南区の交通]]