「片倉駅」の版間の差分
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2014年7月24日 (木) 22:50時点における版
片倉駅(かたくらえき)は、東京都八王子市片倉町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線の駅である。
当駅を含む八王子駅 - 相模原駅間は横浜線快速列車の停車駅であり、また朝夕ラッシュ時間帯に運転される八王子駅発着で橋本駅から乗り入れる相模線の一部列車の利用も可能である。
歴史
元来、単に「片倉駅」というと京王御陵線の片倉駅(現・京王高尾線の京王片倉駅)を指していたが、戦局の悪化に伴い京王御陵線が不要不急線となるに伴い片倉駅は休止した。戦後になってから京王高尾線の駅として復活するまでの間に横浜線の片倉駅が開業したことから、「本来の片倉駅」であった京王高尾線の片倉駅の方が京王片倉駅と改称した。
年表
- 1942年(昭和17年)11月14日 - 国有鉄道の片倉信号場開設。
 - 1957年(昭和32年)12月28日 - 駅に昇格、片倉駅が開業。
 - 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
 - 1988年(昭和63年)3月 - 高架化、新駅舎完成。
 - 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
 - 2010年(平成22年)2月28日 - みどりの窓口閉鎖。
 
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。駅舎は高架下にある。ホームとコンコースを連絡するエレベーター・エスカレーターが2006年(平成18年)に設置された。単線時代も2面2線の構造であり、国道16号との立体交差を目的に高架化される以前は、200mほど八王子側に駅があった。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)、指定席券売機設置。みどりの窓口は2010年(平成22年)2月28日に営業を終了した。早朝は駅係員が不在となり客からの問い合わせに応じられない時間帯が存在したが、2014年(平成26年)2月2日より駅遠隔操作システムが導入され、インターホンを通じて案内することが可能となる。
のりば
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | ■横浜線 | 下り | 八王子行 | |
| 2 | ■横浜線 | 上り | 東神奈川・大船方面 | 昼間は桜木町まで | 
| ■相模線 | - | 厚木・茅ヶ崎方面 | 朝夕のみ運転 | 
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は5,245人である。横浜線内では最も少ない(20駅中最下位)。近年の推移は下記の通り。
| 年度 | JR東日本 | 
|---|---|
| 1992年 | 5,595 | 
| 1993年 | 5,964 | 
| 1994年 | 6,175 | 
| 1995年 | 6,423 | 
| 1996年 | 6,641 | 
| 1997年 | 6,298 | 
| 1998年 | 6,219 | 
| 1999年 | 6,235 | 
| 2000年 | 5,995 | 
| 2001年 | 5,814 | 
| 2002年 | 5,583 | 
| 2003年 | 5,376 | 
| 2004年 | 5,246 | 
| 2005年 | 5,269 | 
| 2006年 | 5,317 | 
| 2007年 | 5,269 | 
| 2008年 | 5,230 | 
| 2009年 | 5,177 | 
| 2010年 | 5,157 | 
| 2011年 | 5,126 | 
| 2012年 | 5,121 | 
| 2013年 | 5,245 | 
駅周辺
- 八王子市由井市民センター
 - JA八王子
 - 八王子片倉郵便局
 - カネマン (スーパーマーケット)
 - 藤谷戸公園
 - 片倉キリストの教会
 - 国道16号
 - 北野街道
 - 片倉城跡公園
 - 日本文化大学
 - 京王高尾線の京王片倉駅は、北西に直線距離で約620m、徒歩で約820mほど離れている。
 
バス路線
最寄停留所は、片倉駅ロータリーにある片倉駅と駅から東方約150mのところにある国道16号線上にある片倉駅入口となる。それぞれ以下の路線が乗り入れている。
片倉駅(西東京バスにより運行)
片倉駅入口(神奈川中央交通により運行)
- 八77系統:八王子駅南口行、片倉台経由橋本駅北口行