カプコン
| 株式会社カプコン CAPCOM CO., LTD. 
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| 種類 | 株式会社 | 
|---|---|
| 市場情報 | 東証1部 9697 2000年10月18日~上場中大証1部 9697 1993年10月8日~上場中  | 
| 略称 | カプコン、CAPCOM | 
| 本社所在地 |   540-0037 大阪府大阪市中央区内平野町三丁目1番3号  | 
| 電話番号 | 06-6920-3600(代表) | 
| 設立 |  1979年(昭和54年)5月30日 (アイ・アール・エム株式会社) (創業1983年6月11日)  | 
| 業種 | 5250 | 
| 事業内容 |  コンシューマ用機器販売事業 アミューズメント施設運営事業 業務用機器販売事業 コンテンツエキスパンション事業  | 
| 代表者 |  辻本憲三(代表取締役会長/CEO) 辻本春弘(代表取締役社長/COO)  | 
| 資本金 | 326億26百万円(2008年3月31日現在) | 
| 売上高 |  連結:830億97百万円 単独:624億55百万円 (2008年3月期)  | 
| 総資産 |  連結:936億06百万円 単独:872億30百万円 (2008年3月31日現在)  | 
| 従業員数 |  連結:1,506人 単独:1,324人 (2008年3月31日現在)  | 
| 決算期 | 3月31日 | 
| 主要株主 |  (有)クロスロード 10.15% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 8.20% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 8.07% (2008年3月31日現在)  | 
| 主要子会社 | (株)カプトロン 100% | 
| 関係する人物 |  岡本吉起(元取締役) 船水紀孝(元社員)  | 
| 外部リンク | www.capcom.co.jp | 
| 特記事項: | |
株式会社カプコン(CAPCOM Co., Ltd.)は、主にアーケードゲームやコンシューマーゲームの開発・販売を行う日本のゲームメーカーである。東証第1部と大証第1部に上場しており、証券コードは9697である。
目次
概要
アイレム(現アピエス)創設者の辻本憲三が社内事情のため同社を退社し、ナムコから退社した社員を雇用(移籍)した形で、新たに起こした会社がカプコンである。社名は系列会社の「カプセル・コンピュータ」に由来する。第一作目は1984年5月発売の業務用縦スクロールシューティング『バルガス』。
アクションゲームの雄として『魔界村』『ロックマン』『ファイナルファイト』『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』『デビルメイクライ』『鬼武者』『モンスターハンター』などの傑作を多数製作している。
中でも1991年にアーケード用ゲームとしてリリースした『ストリートファイターII』では「スペースインベーダー以来」とも呼ばれる対戦型格闘ゲームの大ブームを巻き起こし、『ブロックくずし』より後に創業したアーケードビデオゲーム会社としては、唯一かつ最大の大手メーカーとなった。また『スウィートホーム』『バイオハザード』などのホラーゲームにおいても傑作を残している。
アーケードゲームでは自社開発のシステム基板『CPシステム (CAPCOM PLAY SYSTEM)』シリーズで多くの名作を残す。『CPシステムIII』以降は他社開発の基板(NAOMIなど)を中心へと転換していった。『ストリートファイターII』の大ブーム以降は対戦型格闘ゲームを多数制作・発売していたが、熱烈なユーザーの要求に応えようとする余りコストパフォーマンスを無視するような無茶なゲーム製作を行った結果(『ストリートファイターIII』シリーズetc)、当時のゼネラルマネージャー及び製作スタッフの大半がクビ切り同然に会社を離れる(追い出される)という事態が起こる。…その後何年間かはこれらの業務用ビデオゲームからほぼ手を引き、プライズゲームの販売を中心としていたが2008年になり、再び対戦型格闘ゲームを「販売(ゲームの製作は自体は外注)」するようになった。
『Grand Theft Auto』 (Rockstar Games) などの海外のゲームソフトの日本語版のパブリッシャーでもある。かつては『DiabloII』『WarCraftIII』『Dark age of Camelot』などについても日本でのパブリッシャ権限を有していた(DAoCについては日本語版リリースによるものもある)。
同業を含む他社との共同企画を多く手がけ、ドリームキャストの通信機能を最大限に生かすためにKDD(現KDDI)と共同で高速通信対戦を実現したほか、アメリカン・コミック大手のマーベル社のキャラクターを使用した『X-MEN』シリーズ、およびマーベルとカプコンのキャラクターの競演を実現したVS.シリーズなど他社との共同プロジェクトを多く持つ。格闘ゲームの分野でカプコンと双璧をなしたSNKのキャラクターと自社キャラクターを対戦させる『CAPCOM VS. SNK』シリーズ、ナムコの各種ゲームのキャラクターと自社キャラクターが競演する『ナムコ クロス カプコン』(共同開発、ナムコより発売)が存在する。
かつてはサッカー・Jリーグのセレッソ大阪のユニフォームスポンサーも務めていた(1997年まで)。また、1990年代前半には、カプコンレーシングチームとして、F3000(今のフォーミュラニッポン)にも出場していた。
2006年には、テレビ特撮『魔弾戦記リュウケンドー』のスポンサーとなり、絵本を出版している。
E3ショーの変容に伴い、海外向けタイトルのプレゼンス向上策として、プライベートショー「Gamer s’ Day」を強化し、欧米にて開催している。(米国4月・英国10月)2008年のアメリカ「Gamer s’ Day」は4月12日に開催。[1]
申告漏れ事件
2006年3月31日、2000年3月期から2005年3月期までの海外子会社との取引に関して、大阪国税局から過去6年間で約51億円の申告漏れを指摘され[2]、国税局は約17億円を追徴課税した。このために、カプコンは2006年3月期の業績予想を2005年11月公表時から下方修正することを余儀なくされている[3]。カプコンはこの処分を遺憾であるとして不服申し立てをし、2007年現在係争中である。
代表的な作品
あ行
- アドベンチャークイズ カプコンワールドシリーズ
 - アレスの翼
 - 19XXシリーズ
 - ウィロー
 - エイリアンVSプレデター
 - エグゼドエグゼス
 - X-MEN Children of The Atom
 - エリア88
 - 大神
 - 鬼武者シリーズ
 
か行
- ガイアマスター
 - ガチャフォース
 - 学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!
 - CAPCOM FIGHTING Jam
 - ガンスモーク
 - ギガウイングシリーズ
 - 機動戦士ガンダム vs.シリーズ
 - 逆転裁判シリーズ
 - キャディラックス 恐竜新世紀
 - キャプテンコマンドー
 - クイズ三国志
 - クイズ殿様の野望シリーズ
 - QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡
 - ゲッタウェイ
 - GOD HAND
 
さ行
- サイドアーム
 - サイバーボッツ
 - ザ・キングオブドラゴンズ
 - ジャスティス学園シリーズ
 - 史上最強の弟子ケンイチ~激闘!ラグナレク八拳豪~
 - ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
 - スウィートホーム
 - スターグラディエイターシリーズ
 - ストライダー飛竜シリーズ
 - ストリートファイターシリーズ
 - ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
 - 戦国BASARAシリーズ
 - 戦場の狼シリーズ
 - ソンソン
 
た行
- 宝島Z バルバロスの秘宝
 - 闘いの挽歌
 - 超鋼戦紀キカイオー
 - ディノクライシスシリーズ
 - 鉄騎シリーズ
 - DEAD RISING
 - DEMENTO
 - デビルメイクライシリーズ
 - 天地を喰らうシリーズ
 - 虎への道
 - トップシークレット
 - ドカベンシリーズ(アーケードゲーム。野球ゲームとカードゲームをあわせたような物)
 
な行
- ナイツオブザラウンド
 - ニモ
 - 人間兵器デッドフォックス
 
は行
- バイオハザードシリーズ
 - バース
 - バトルサーキット
 - パニッシャー
 - バルガス(同社最初のビデオゲーム)
 - パワーストーンシリーズ
 - パワードギア
 - ビートダウン
 - ひげ丸
 - 必殺無頼拳
 - ビューティフル ジョーシリーズ
 - BLACK CAT ~機械仕掛けの天使~
 - ファイナルファイトシリーズ
 - ファインダーラブシリーズ
 - 『Fate』シリーズ(監修:TYPE-MOON、製作:キャビア、販売:カプコン )
 - ブラックドラゴン
 - フリッパーピンボール
- 短期間だが参入していた。『ストII』のピンボールも別メーカーから出ている。
 
 - フルハウスキスシリーズ
 - ブレス オブ ファイアシリーズ
 - プロギアの嵐
 - プロ野球?殺人事件!
 - VS.シリーズ
 - ヴァンパイアシリーズ
 - ポケットファイター
 
ま行
や行
ら行
- ラストデュエル
 - ロザリオとバンパイア 七夕のミス陽海学園
 - ロスト プラネット エクストリーム コンディション
 - ロストワールド
 - ロックマンシリーズ
 - レインガルド
- カプコン初、日本初となるMMORPG
 
 
わ行
- ワンダー3
- チャリオット
 - ルースターズ
 - ドンプル
 
 
日本での所有販売権
- Grand Theft Autoシリーズ
 - カタン(ボードゲーム)
 - Gore: Ultimate Soldier
 - True Crimeシリーズ
 - ヘルストライク
 
主なグループ会社
- カプコンチャーボ株式会社
 - 株式会社カプトロン
 - 株式会社ダレット
 - CAPCOM USA.INC(米国内のグループ統括会社で版権管理も兼ねる)
 - クローバースタジオ株式会社(2007年3月31日に解散)
 - 株式会社フラグシップ(2007年6月1日に解散)
 
出身者
註
- ↑ 2008年3月期 中間決算説明会 - 事業戦略資料( PDF:1.22MB )
 - ↑ 株式会社カプコン プレスリリース 2005年度 - 移転価格税制に基づく更正通知の受領について
 - ↑ 株式会社カプコン プレスリリース 2005年度 - 業績予想の修正に関するお知らせ
 
関連項目
- ナムコ - カプコン起業前に大半のカプコン社員がかつて在籍していた会社。(現在、元社員は少ない)
 
外部リンク
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